提供:SPApp!(URL:http://www.spapp.jp/item/1630)
世界初・アプリ素材のリサイクルサイ「AppItemOff(アピテムオフ)」を運営する株式会社ビジョナリー・ファン 代表取締役社長の松田氏が、ボツアプリからヒットの秘訣を探る!
弱肉強食の食物連鎖をテーマにした異色のアプリ「ボクイマ」の失敗から学べることとは…?
前回の記事はこちら:http://ssiblog.samurai-startupisland.asia/?p=176
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第2回は、いよいよボツアプリの声を聴け! の本編開始です。
なぜボツアプリが生まれ、どう乗り越えたのか。
ボツアプリの生の声を聴いて頂きたいと思います。
■デビュー作「ボクイマ」
僕の名前はソーシャルゲーム「ボクイマ」。僕が生まれたのは2010年4月。mixiアプリでサンシャイン牧場が流行り、これからソーシャルゲームの波が来ると言われていた時期だね。そのブームを見て、期待に胸膨らませソーシャルゲーム業界に参入した株式会社f4samuraiが、約3ヶ月の月日をかけて開発した期待のデビュー作。それが「ボクイマ」なんだ。
僕は、「ある日別の生き物に生まれ変わった自分が、30種類以上のキャラクター間で転生を繰りかえし、転生したキャラクターをコンプリートしてもらう」新感覚転生ゲームなんだ! 上手く転生する前に他ユーザーに倒されちゃうとウ○チキャラになっちゃうんだよ! 面白そうでしょ? 開発メンバーはテストで何度も遊んでくれて、開発が進めば進むほど盛り上がってすごく良い雰囲気だったよ。そんな姿を見て、我ながら良いアプリに育ったものだと思ったよ。きっと開発メンバーも、「これはいける!」と全員が思っていたに違いないね。
いよいよリリース初日。数多くのユーザーが遊んでくれることが期待された。大きな売上が期待された。でも出足は期待ほど良くなかった。でも、あれだけ楽しんでもらえたんだから、きっと明日にはもっと使ってもらえるはずだ!
リリース2日目。「あれ?ちょっと予想と違うぞ…」大きな違和感を覚えた。でも、それでもまだいける…はず…。
リリース3日目。そして、理解した。僕は売れないんだ、と。
そう。f4samurai期待のデビュー作である僕への期待は、儚くも泡となってはじけて消えてしまったんだ。ウ○チが悪かったのか?! なにが原因だったんだ…?
■失敗する確率をいかに減らせるか(いきなりホームランを打つ方法ではなく)
なぜ、ヒットしなかったのか。
f4samuraiでは、すぐに分析を行った。
主な理由は、下記の4つだった。
①内容が複雑で直感で分からない:内容は転生を繰り返してキャラクターをコンプリートする、そして次回人間として生まれ変わるもう一人の自分像を育成することだった。ゲーム軸が複数になり不明確だったため、何をするゲームかユーザーへ直感的に分かってもらえなかったのではないか。
②UIが優しくなかった:開発メンバーは何度も見ている画面のため見慣れてしまっており、本当にユーザーが使いやすいUIを追求しきれなかったのではないか。
③初期にユーザーが1人でも盛り上がれる工夫が足りなかった:開発メンバーは複数人で最初からプレイ出来るが、一般ユーザーは1人で始める。1人プレイから2人プレイ・複数人プレイで楽しむまでの障壁が高く、面白さを体験する前に離れてしまったのではないか。
④奇をてらいすぎた:別のキャラクターに食べられるとウ○チキャラになるなど、独自の色を出すために(真面目にホームランを打とうとして)色々とふざけた部分も多かった。だが奇をてらった題材のゲームは他のゲームも当時同様に流行らなかった。ユーザーが求めているものをきちんと捉えられていないのではないか。
上記の反省から、f4samuraiは「王道アプリ+α」の強さを知った。どうやって使えば良いのか、何がゴールなのかすぐに分かる内容とUI。誰でもすぐに楽しめる仕組み。人を誘いやすい万人ウケするテーマ。そして、王道にそのアプリ独自の+αが加われば、失敗する確率は大きく下がる。
特大ホームランの打ち方は、正直運とかもあると思う。けれどもヒットの打ち方は「失敗する確率をいかに減らせるか」を追及し続けること。きっとその延長戦上にホームランがある。こうしたボツアプリからの学びを得て、f4samuraiはヒットアプリを生み出していく。
(後半へ続く)
今週のアピテムオフ
2012年に入り買取も進んで…と言いたいのですが、年末年始でバタバタしていたせいか、まだ査定予定企業様から素材が届いておらず、1月は査定員にまだ余裕があります!いつでもご連絡頂ければと思います!
また、一緒にアピテムオフを運営したい! アピテムオフのさらなる開発をしたい! 査定員をやってみたい! という方がいらっしゃれば、こちらもぜひご連絡頂ければと思います!
http://www.visionary-fun.jp/recruit.html
(左)平均年齢23歳のスタートアップ! (右)オフィスは天王洲アイルにあります!
アプリ素材の買取は、365日24hいつでもお待ちしております! 現在、全ジャンルで在庫不足気味ですので、高値買取中です! 査定に出すのは①何を売るのか決め、②フォルダにまとめ、③アップロードするだけです!
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ボツアプリに関する質問募集中!
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株式会社ビジョナリー・ファン
代表取締役社長 松田 佳祐(@keisuke_matsuda)
世界に「面白い!」を増やすというビジョンを掲げ、2010 年 9 月に 23 歳で起業。スタートアップに特化したインターン採用支援事業を行う中で、人手不足のアプリ開発企業に数多く出会い、世界初のアプリ素材の買取・販売マーケット"AppItemOFF(アピテムオフ)"をローンチ。クローズしたアプリやボツになった素材など、まだ使える“埋もれたアプリ素材”の再利用文化を広めている。ちなみにアピテムオフを始める前までは、“ソーシャルアプリなんて…”と思っていたが、いまでは移動中は常にアプリをやるほどのヘビーユーザーになっている。
アピテムオフ:http://appitem-off.com
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