8/18に開催したイベントにつきまして、参加者の方に議事録をまとめて頂きましたので、こちらのブログに寄稿して頂きました!!
■イベントページ
Medical Innovators’ Conference
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ライターより一言
九州大学医学部6年石島と申します。なかなか地方ではこのような機会がない中、東京でこのイベントに出て、多くの学生のみなさんが考えるだけでなく実際に動いて医療を変えていこうとしていることを知り、元気と勇気をもらいました。イベントを開いて下さった皆様、講師の皆様ありがとうございました。
皆さんの記憶の活性化に役立つかと思い、自分用に講演中に取ったメモをシェアさせて頂きます。私の能力不足で不正確、解釈の間違え、追いついていない部分などがあると思います。追加や訂正等があればご指摘ください。また、公開に問題があればご連絡頂ければ幸いです。
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Medical Innovators’ Conference 2012/8/18
世界は人の脳の数だけある

スピーカー:中村 孝彦さん
所属::大阪大学医学部医学科5年
休学して北原国際病院で経営企画室でインターンをしている。
受験維新クリニックREC立ち上げ。
人生観「世界は人の脳の数だけある」=オンリーワン。「人生は有限であることを、頭でなく、身体で理解する。」
質問:21世紀とは?=田沢さん:普通の人でも発信できる。
会場の方:人と人のコミュニケーションが大事。
ドラッカー「組織のライフサイクルが個人のライフサイクルより短くなる」(ネクストソサイエティ)
矢作直樹「医療のおかげさまで、肉体よりも魂が先に死ぬ時代」
want=やりたいこと、need=お金が稼げること、solution=できること、の3つが重なるところが良い
“digital hospital”IT技術の躍進
HIS:hospital information system
→HOS:hospital operation system(HISの先。シームレスな一元化)
利用者負担の軽減。
自動問診システム:例えばカンボジアみたいな国。
コメディカルスタッフの補助、医療品質の底上げができる。
たらい回しを回避する為の自動問診システム。
名付けて”Fast Health Project”
スピーディーに健康食をどこでも提供できること。
脳血管疾患、心筋梗塞、悪性腫瘍が3大死因の現在、
生活習慣病関連の医療費の削減。大量生産、大量消費からの脱却!が大事。
FHショップを作って、大人へのファーストヘルスフードの提供と、子どもへの食育の場の提供を行う。
そこのデータをマイニングすることで、食事療法・運動療法も提供(医療機関同士の連携)。
時代はオープンイノベーション!
「患者」と「学生」

スピーカー:藤田 優美子さん
所属:東京大学薬学部薬学科5年
起業サポート型ビジネスコンテストTRIGGERの運営経験から。
●患者
資金調達や審査員集め
例:タダコピ=第2回優勝
医療に通じる学び:「受け手」の目線
患者の立場から医療を見直す場
「ペイシェントサロン」:参加した患者が「賢い患者」になって、より良い医療を受けられるようになることを目指す。
●学生
医療に関心のある学生
医療者でも患者でもないから聞ける話。
医療者に話す話、患者同士で話す話。
全国にペイシェントサロンを作りたい!
message「そこに患者さんの目線はありますか?」
CAから看護師に

スピーカー:二見 あかねさん
所属: 聖母大学看護学部国際看護学専攻4年
元国内線CAだった。アフリカでのエイズ支援の看護師の本を読んで、看護士になることを決意
UNRWA::ドメスティックバイオレンスの女性のインタビュー
PLUS ONE:カンボジアの孤児院の支援
カンボジアは床が高い。雨期に洪水が起きる。
カンボジアで一番貧しい人は誰?=ベトナムからの移民。問題になっている。
土地や家がないため、船で生活する人々(Boat Peopleと呼ばれる)。
2011年に訪問した国境近く病院の結核病棟はほとんどベトナムからの移民だった。
治療費の支払いができないため、結核治療が完治しないままいなくなってしまう⇒感染拡大の恐れ。
国内のHIV陽性は約70000人。治療薬を買えずエイズを発症して亡くなってしまう人も多い。
基本的には医師に賄賂を渡さないと医療を受けられない。
医療者の給料が安いため。
どうしてこんなに格差があるのだろう。
カンボジア医療立国プロジェクト=カンボジアに救命救急センターと大学を作るプロジェクト(北原国際病院)
「病院がトヨタを越える日。」
デジタルネイティブ世代の私たちにできること

スピーカー:吉永 和貴
所属:慶応義塾大学医学部5年 株式会社DYMインターン
DYM:医療系ITベンチャー CSS,PHP,Linux,Java scriptなど
刺激的なことがしたい! 医療界は閉鎖的。価値観を広げたい。
ITで医療に関わっている人の医療への見方しりたい。
●問題意識
電子カルテの導入。現場のニーズが開発者に反映されていない。
ぱっと見て使い方がよくわからない。
●やりたいこと
Hospital managing
予防医学におけるデータの解析とその2次利用
患者が個人情報を持ち歩ける設計(保険証にICチップ)
※医療従事者からの発信がなかなかない。
take-home message
デジタルネイティブ世代の私たちだからこと医療が変革できる。
臨床+αのスキルで(会計、MBA、語学など)現場からの医療改革を。
(他の職種の方との協力)
BelongからConnectへ

スピーカー:江島 健一さん
所属:長崎大学医学部5年 AMSA Japan@プーさん
●田沢君:情報シェアしなきゃ駄目だよね。
Apple Storeでイベントすれば良いじゃん=MEDiSHAREキックオフ
●西医体優勝:組織改革の賜物
●外に出たい:AMSA Japanとの出会い。
EAMSC2013の実行委員会に入ることになった。500人規模のイベント。
●シリコンバレーに行ったらEntrepreneurshipを感じられるのでは?
→いままで描いていたライフプランを全部こわされた。
「オトナの話を真に受けてはならない。1つのサンプルでしかないのだから。」
●何も外を知らないままに卒業していいのか?
「白熱教室Project」長崎の学生を盛り上げる。地方大学としてのValue
●現代医療の病巣
医療界に残るタテ社会:偉い人が言うこと、先輩が言うことは正しいのか。
昔はこうだった、は過去の話。時代はBelongからConnectへ。
友達ではなく、仲間を見つけることが重要。
イノベーションのサイクルを回す
「医療学生ラウンジ」
今この場から何ができるか。webアプリケーション。
日本の医療にはイノベーションが不足している、のでは。
Facebookは2年で5000万人。
●イノベーションって何?
社会の課題を解決し、未来につなげる。
医学部=「頭のいい人が多い。安定志向が多い。」それが問題ではないのか。
Stay hungry, stay foolish.の真逆だと思うんですよね。
安定なところにいるのにチャレンジする精神。変わりもん。
どうやってイノベーションを起こすのか?
患者目線で。
QuestionからIdeaへ。そして、Communityを作っていく。
仲間を集めようという発想。そして、Movementを起こしていく。
今日の目的:イノベーションのサイクルを回していく。沢山のサイクルを作る。
●医療学生ラウンジを広める。MediCale=イベントリスト
HealthCare Venture Intern
HealthCare Crowd Funding:チーム医療3.0
Web上で情報を拡散して、いいねと思う人がお金を入れてくれるFundingのシステム。
医療を変える全国行脚。みんなで会おうぜ。
トークセッションスタート
中村さん:足し算ではなくてかけ算。
経済産業省のシンポジウムにいかせてもらったりしてる。
ビジネスの現場に行かないと、ドロドロした問題がわからない。
ドロドロした問題を味わって、直視してほしい。
belong connectのバランスについて。
A:プーさん:
connectが簡単になったことを伝えたい。
belongすることも大切なまま。デジタルからアナログ回帰と同じで、
connectからbelongへの回帰もある。
Facebookの友達増えて、あれ誰が本当の友達なんだろう?となったりもする。
belongは飲みにいったり、こういうイベントに来たら良いのでは。
プライベートとのバランス
A:
中村さん:交感神経的な幸せと副交感神経的な幸せがある。バランス。
藤田さん:身近な人の共感を得られないと意味がないと思う。
授業に出たり研究室に行ったり、基本的にみんながやってることはちゃんとやろうと。
二見さん:すきなことをひたすらやっている。
江島さん:人を大切にするかしないか。誰かがついてきてくれる。
老人になったときに、家族からどういわれたいか。
田沢さん:就職活動で、大企業に行くかベンチャーに行くか迷う人が多い。
仕事とプライベートを分けない人は、ベンチャーに向いてる。分ける人は大企業。
患者さんの栄養管理=施設によって差がある。fast health projectどのような展開?
A:中村さん:吉野家とマクドナルドが仮想の敵。
天・地・人が大事。天の時、地の利、人の和
東京を押さえるのも大事。大阪。天満とかビジネスマンが多いところ。
FS:feasibility study
全国展開、アジア展開。あと5年後くらいが仕掛け時だと感じている。
コンサルタントにビジネスモデルを見てもらってる。
どんな医療が理想?
A:吉永さん:患者に情報が行かない。病院はフリーアクセス制。
どの病院も同じクオリティである必要性がある。病院全体の医療の室のアウトカムが公表されない。
自分がどの病院に行けば良いかわからない。近くの病院で良いか、という風になっている。
中村さん:規制を取り払っていく。それからのイノベーション。
プライマリケアができる。医療職自身がヘルスケアをしていかないといけない。
どれだけ良い医療をしてもいつかは絶対死ぬ。サービスの受け手の意識を変えていく必要。
藤田さん:現場、国、その中間の企業。
現場はチーム医療が大切。患者中心の医療チーム。患者さんを中心に、周りが手をつないでアプローチ。
国や産業が問題を抱えている。政策も変わらないと。
医療を産業としてとらえる視点。金融の勉強をしている。国も変わろうとしている。
二見さん:患者さんが望んだ医療を受けられること。
ホスピスと高度医療の違い。
江島さん:チーム医療の一歩先。タスクシフト。
医師が全ての責任を負うのはわかるけれど、薬剤師や看護師が医療資源として力を使えていない。
早くタスクシフトをしないと。患者さんがもっといい医療を受けられるように。
説明する時間がないから、対症療法をするだけに終わってしまったりする。
病院の中だけの姿がでてくるけど、生活はどうなのか?
A:田沢さん:メディカルからヘルスケアへ、さらにライフケアへ。
ITの変化=クラウドソーシング。モバイル化。ビッグデータ(法則性→フィードバック)
医療情報を毎日ためて、クラウドに情報をあつめて、分析する。
病気にならないように、ストレスがたまらないように。
途切れのないフィードバックを与えていく。
もう一つ、患者さんが自己選択できることが大事。自分で選べないとストレスが大きい。
データ活用は、それを解決する。医療のモバイル化。
医療者から患者さんへのパワーシフト。患者さんが自由に情報を使える。
最後にメッセージ
江島さん:主催者にもぜひ回ってほしい。
二見さん:働いた後学生になった=学生って良いなと思う。
休みが長い、偉い人に会いにいける。
藤田さん:ビジネスのフィールドを見た経験が大きい。
あえて違う分野の人たちと話してみるのが面白いと思う。
やりたいと思ったことをやってみよう。
中村さん:3つ。
1.以前、理想の大学生生活のはずなのにハッピーじゃない、と感じた。
自分の中でしたいこと、ニーズ、ソリューションの3つの和を明確に。
いきがいとやりがいがもてるよ。
2.input99% output1%が学生。インターンで働くことでinputがまた見える。
とりあえずoutputをしてみるのがきっかけになる。
3.興味を持った人はつながりましょう。
吉永さん:2つ。
1.周りの人に夢を語るのが大切。将来について。こういうところを変えたい。
誰かが言い出さないと、きっかけも生まれない。発信する。
2.好奇心を持って突き進んでほしい。面白いと思ったら入ってみる。
田沢さん:facebookだけでも告知でこれだけ集まる。つながりを。




