【インタビュー】寺田倉庫&サムライインキュベートのコラボは「リアルとITの融合」

サムライインキュベートがSamurai Startup Islandを設立して8ヶ月を迎えようとしています。Samurai Startup Islandのビルを貸して頂いている寺田倉庫新オフィスが完成したので、その想いを寺田倉庫荒川氏にインタビューしてきました。

プロフィール

■荒川滋郎(あらかわじろう)
1960年生まれ
新日本製鐵株式会社、株式会社パルコ等を経て、
2009年寺田倉庫株式会社入社。
現在同社取締役兼執行役員。趣味は読書と街歩き。

【寺田倉庫×サムライ】が生まれた裏話〜スピード感〜


「サムライさんとは出会いは、当社グループ関係者の紹介がきっかけです。うちの会社と合うだろうなというのが最初の印象でした。そして、お互い足りない部分を補完し合いたいと思いました」

寺田倉庫の会長や社長はベンチャー精神を持ち合わせており、ベンチャー企業とは相性が良かったようだ。

「SSIは、2011年11月1日にオープンしました。でも、実は、初めてサムライさんと話をしたのは半年前の4、5月頃だったので、急ピッチで話が進みました。うちのスピード感が榊原さんのスピード感がフィットして、波長が合うと感じましたね」

寺田倉庫では、社長や役員に面白い企画を提案すると、1週間ほどで即決してしまうそうだ。

「また、サムライが支援しているスタートアップは、ITに関するプロフェッショナルです。だから、うちはITに関する体制がまだまだ弱いのでITに強い人が身近に欲しかった。そして逆に、物販や場所などで困ったときは我々を使ってほしい。老舗な会社ならではのリアルな部分で力になるはずなので」

お互いが相互補完し合える関係。IT×リアルの融合という点で、寺田倉庫とサムライインキュベートが連携をとり始めたキッカケだ。

【寺田倉庫×サムライ】が生まれた裏話〜天王洲活性化〜

「サムライさんと組んで天王洲アイル自体を活性化したいと考えています。例えば、丸の内にオフィスがあるだけでその会社は信用力が付きますよね?」

地域のイメージと会社のイメージは密接な関係にある。

「天王洲アイルにあることって、大変便利な立地にあること。天王洲にはさまざまな種類のITベンチャーの集まっていることを魅せたい。そうなれば、天王洲アイルの価値があがる。その結果として、ビジネスで有名な場所になれば、人が集まってくるし、地域が潤う」

SSIにインスパイアされ、新オフィス開設

その後開業したSamurai Startup Islandからインスパイアされ、寺田倉庫新オフィスは、同ビルの7Fに完成した。

「SSIを見る度にインスピレーションを湧かせていました。こんなオフィスがあったらいいなと。そして、SSIをヒントにフリーデスク式のオフィスにしました。今日のデスクはここだ、と自分で決めて自由に働けます」

あたりを見回すと、電話BOXもあれば、オープンな内装になっている。どことなく、SSIを連想させるつくりになっている。

「社長の中野は、一人当たりの場所を削減することを重視しました。極限までキャビネットを減らし、社員一人あたりのスペースを削減することにより、一人当たりの動ける範囲を拡大しました。可動式なので、日によって5人の島にしようとか、オフィスの形を変えられる」

これはSSIではなく、以前のサムライハウスを訪問した際に影響を受けたようだ。

「サムライハウスに訪問した際、書類が全然なくてびっくりしました。ITに関わる人たちは、書類がほとんどPCの中に入っています。手許に書類がなくてもいいという発想から、我々も触発されて書籍・書類が手許になくともネット環境さえあればいつでも確認できるサービスを作りました。管理しやすくなるし、書類がなくなった分だけオフィスが広くなります。実は紙が一番情報漏洩しやすいですし」

今後のコラボについて

「これからも引き続きサムライ関係者との連携を考えています。これまでのお付き合いの中でもだいぶん人の輪が広がりました。もともと、IT系の人脈を増やしたいとは思ってはいましたが、我々はIT系の人たちのことは全くわかりません。だから、フィルターの役割を果たしてくれるサムライさんがいることで、効率的かつ安全に繋がれると思っています」

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